原発作業員の身元確認制度導入…圧倒的ザルっ!


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「原子力規制委員会は7日、原子力施設でのテロ行為を防止するため、施設内で働く作業員がテロ組織と通じていないかなどを調べる身元確認制度を導入することを決めた。関連規則を9月下旬に施行するが、手続きに時間がかかり、実際の運用は来年以降となる。」
先日のニュースで知ったんやが、どうも原子力規制委員会が原発で働く作業者の身元を確認する制度を導入するということや。

以前に原発の雇用に関しての記事を書いたときにも話したけど、
ワシが働いてた時は特に身元確認はなく、ハッキリ言って誰でも原発で働けるような状態やったわけや。

当時は震災前でまだ原発に関しての風当たりも今ほど強くなかったとはいえ、原発で働く人間がこんな簡単に選ばれていいんやろか?と若かったワシでも思ったぐらいや。

まぁ当然世間一般の人からしたら
「今までこんなザルやったんか!」
と思う人も多いやろな。

ワシが働いて時には中学を出たばかりの16歳の子が普通に原発で働いてたしな(笑)
まぁ放射線管理区域外の作業で、タービン建屋の配管の仕事やったけども。

ちなみに英国、ドイツ、カナダ、フランスなどの他国では原発で働く作業者は政府機関の情報を基に身元や犯罪歴などを調べるシステムがあるんや。

 

制度の中身はスカスカ、穴だらけの実態


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当然今回の制度を導入したのはテロ対策・機密保持の観点からということもあるやろうし、原発再稼働への準備、東京五輪に向けての安全性のアピールも含まれてるとワシは思う。

しかし!
この制度の中身を見て分かったが、身元情報を確認するのは核物質を扱う区域に立ち入ったり、重要情報を扱ったりする作業員に限られるということ。

さらに規定では

「犯罪歴や薬物依存の有無、海外渡航歴などの情報も確認する」

とあるがこれは先ほどの他国のように政府機関から情報を得るのではなく
あくまで自己申告にとどまるというなんとも頼りない制度というのが実態なんや…

ワシはこの制度の導入が決まったと聞いたとき、正直少し安心したんや、
安全面もとにかく、現場で働く作業員の身元を確認することで少しでもピンハネの実態や、原発の裏の利権に関して改善するんじゃないかと思ったからな。

ただこの制度の内容を見ていくと実質的に今までとあまり変わらないやろうと思う。
身元確認の対象となる仕事をしている人は現状でもかなり精査されてるはずやし。

肝心なのは原発敷地内で働く作業者全員の身元を確認することであって、これではただ
「制度を導入しましたよ、安全ですよ」
というアピールのためだけにやってる気がしてならんね。

原子力規制委員会に関しては以前から形骸化しているような節もあるし、やはり役に立ってるとは言い難い。
原発再稼働の是非に関しては中立の立場やが、悪い点に関しては改善してくれんと困るわな。



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