Amazonで中華製品を買うと付いてくる謎のQRコード!「Amazonギフト券が貰える!」は本当なのか?詐欺なのか?試してみた!【ラッキーカード・ご当選おめでとうございます】

みんな大好き!とっても便利なAmazonショッピング!

しかし最近ではあまり聞いたことのないようなメーカー品(ほぼ中華製)を購入すると高確率で箱の中に入っている

「Amazonギフト券をプレゼント!」

「ラッキーカード」

「当選おめでとうございます!~」

などと書かれた怪しいQRコードのチラシをご存じだろうか?

いかにも怪しいこれらのチラシだが、今回の記事では【本当にギフト券が貰えるのか?】【詐欺や危ない業者に騙されるのでは?】といった疑問を私が実際に試して検証してみるズイ!

高評価なのに安価なスマホ保護フィルムを購入したら付いてきた怪しいチラシ

先日スマホの機種変に伴い取り急ぎAmazonで保護フィルムを探していたところ「高評価かつ低価格」なフィルムを見つけたので購入した!

「安かろう悪かろう」という言葉もあるけれど画面内指紋認証に対応しているフィルムも少なく、他の商品はレビューが悪いこともあり購入したのだ。

(177件のレビューで星は4.3個と高評価である)

 

注文から2日ほどで到着し、包みを開けて商品と共に姿を現したのが例のコイツである…

出ました!中国製の商品や謎のメーカー品によく付いてくる謎のQRコード付きのチラシ】なんと1,300円のフィルムを購入したのに1,000円分のAmazonギフト券が貰えるという怪しさ満点の紙きれである。

普段なら目もくれずゴミ箱行きなのだが今回は違う、何故なら購入した保護フィルムの品質があまりにもクソだったからだ!!

【付属の霧吹きで表面に水分を付けてから貼ってください】と書いているにも関わらず霧吹きは付属していないし、自前の霧吹きで張り付けるも気泡だらけ・上手く貼れてもフィルム表面が汚い・指が滑らない…とまさにゴミだったのである!

 

Amazonに報告して返金してもらうのも面倒だし、せっかくなら話のネタにもなるかと思いこのチラシの1000円を奪りにくことにした!

幸い楽天モバイルの無料回線のお陰で使っていない電話番号を利用しLINEの捨てアカウントを作れたので怪しい業者に流失しても問題なしという訳だ。

QRコードを読み込み友達登録!注文番号を入力して返事を待つと…

早速LINEの捨てアカウントでQRコードを読み込み友達登録!チラシに書かれていたとおりAmazonの注文番号を入力し返事を待った

翌日になって返事が来ないと諦めかけた頃に連絡が!

中華系業者と思っていたが非常にしっかりとした対応・日本語でキャンペーンについての説明をしてきた。

 

あらかた予想していた通りいわゆる「やらせレビュー」を書けば1000円分のAmazonギフト券または商品が貰えるらしい。

思いのほか業者側がしっかりしてたのでチャンスとばかりに付属品が無かったことや、交換品ではなく返金を求めてみる、さらにその後にレビュー特典も貰おうという強欲さを発揮していく。

(中国人とは思えない素晴らしい日本語対応である)

返金対応もしてくれたが注文番号から名前や住所はバレるっぽい

ダメもとでアマギフでの返金を求めたところまさかの返金対応をしてくれるという神対応に!サクラレビューをさせる怪しい業者の癖に恐ろしくしっかりしたサポートだ…

不思議と心からの感謝を告げ、しばらくすると別の人物?なのだろうか欠品の謝罪と共にAmazonギフト券のコードが送られてきた

 

それと同時に赤枠の部分「○○様」にしっかりと自分の苗字が記載されいてることに気が付く

当然捨てアカウントなのでLINE名は自分でも思い出せないほど適当なものにしていたのだが、最初に送った注文番号からショップ側で確認できるのだろうか?

怪しげな業者に個人情報を握られていることになるが、こちとら過去に怪しげな海外取引所にKYC(個人情報提出)している過去もあり「ま、いっか」程度に思えるのは感覚が麻痺しているからなのか…

この辺りが気になる人はこの手のQRは読まないほうが賢明だ!

ずいずい

ちなみに返金対応として送られてきたAmazonギフト券のコードはしっかりと反映された

いよいよ本題、レビュー書いたらホントに1000円分のAmazonギフト券貰えるのか?

さて、クソゴミ保護フィルム分は返金してもらったがここからが本題!レビューを書けば本当に1000円分のAmazonギフト券がもらえるのか?検証していくことにする、レビューの条件に関しては特に指定はないので☆1でもいいのかは不明…

この辺はあえて明示せずに1000円貰えることへの期待から☆5を書かせる高等テクニックなのか!?

 

今回はギフト券が貰えるかどうかの検証なのでレビューに関しては☆4とした(製品内容には触れず返金対応などの評価として☆5、欠品があった分で☆-1)

早速レビューを投稿したことを伝える、どうやらレビューが反映されるまで2日程かかるらしく、反映された際のスクショも必要とのこと

 

そして二日後、無事レビューが反映されたので再度連絡を取ってみる

(名前バンバンだしてくるやん…)

そして希望の特典の中からAmazonギフト券を選び翌日、なんとまぁアッサリと1000円分のAmazonギフトコードが送られてきたのだった

てなわけで

「Amazonギフト券がもらえる怪しいチラシ」はレビューを書けば本当にギフト券が貰える!という検証結果に!

とはいえ危険性も十分有るので対策方法も見ていこう!

ずいずい

ギフト券や商品は貰えるが「モラルの欠けた海外業者に個人情報を渡すとその後が怖い」海外ショップへの対策法

今回のようにギフト券や商品が貰えるからと安易に手を出してしまうのは実はかなり危険だ。なぜならこういった手口を行うモラルの欠けた業者に電話番号や氏名・住所などの個人情報が渡ってしまうとその後が怖いからだ。

もし海外ショップの側になったとして、今後このようなことが起きたらどうするだろうか?

・やらせレビューへの対策がされて売り上げが下がる

 

・Amazonから出品停止の罰則を受ける

こうなった場合に考えられるのは「最後に個人情報売ってトンズラすっか!」と闇社会へ個人情報などを売ってしまう可能性だ。

買い手側にも安価な商品やギフト券に惹かれる人たちの個人情報を仕入れれば、「儲け話がある」といった詐欺の勧誘や怪しい商品のセールスがしやすいというメリットもあるだろう。

「君子危うきに近寄らず」という言葉通り、この手の怪しい物は手を出さないのが一番だよ!

ずいずい

「そんなこと言ったってAmazonで売ってるんだから見分けなんかつかないよ!」と思ったそこのあなた!

以下に【Amazonで海外ショップが発売している商品を除外する方法】を手順紹介しているので参考にしてみてね!

Amazonで怪しい海外系業者を除外する検索方法

簡単に言うとAmazonの検索結果ページURLの最後に「&emi=AN1VRQENFRJN5」というコードを付け加えることで海外ショップ(マーケットプレイス品)を除外することができるのだ。

急にそんな事を言われてもやり方が分からない!という人向けに以下で手順を解説するズイ!

ずいずい

手順①

基本的にはパソコンを使うのがオススメだけどスマホでも可能!

スマホでAmazonのアプリを使っている場合は先にアンインストールしよう、パソコンやアプリが無ければ次へ(この手法はアプリ非対応のため)

手順②

Amazon公式サイト「https://www.amazon.co.jp」を開く、スマホにアプリが無ければGoogleやSafariブラウザでアマゾンのトップページが表示される。

なぜアプリではダメなのか?という理由だが、アプリで開くと赤枠部分のURL入力欄が無くなってしまい、この後の手法に影響がでるからだ。

なのでアプリが無い状態やパソコンでAmazonを開き、赤枠部分URL入力欄がある状態にしておこう!

 

手順③

アマゾンの検索欄にて自分が探している商品やキーワードを入力しよう、私の場合だと「スマホ 保護フィルム 指紋認証」で検索してみた。

手順④

検索結果が表示されたと思うので一旦そちらは置いておき、「&emi=AN1VRQENFRJN5」という&~5までのテキストをコピーする。

手順⑤

テキストをコピーしたら先程の検索結果ページに戻り、赤枠のURL欄をタップorクリックする。

手順⑥

スマホの機種にもよるのだが、先程コピーした「&emi=AN1VRQENFRJN5」というテキストをURLの最後に追加すればOKすればだ!

私のAndroidスマホの場合は「URL欄をタップ後」「赤枠の鉛筆マーク」を押す

そうすると検索結果のURLが出てくるので、URLの一番後ろに先程コピーした「&emi=AN1VRQENFRJN5」を付け加える

次は

URLの最後にコードを貼り付け、そのURLにアクセスすれば手順は完了だ!

最初の検索結果と比べると一目瞭然!怪しい海外ショップが売り出している商品が消えているはずだ!

ずいずい

最後に

今回は検証としては思いのほか簡単にAmazonギフト券が手に入ってしまい面白くはなかったが、Amazonで売っている無名の激安製品はこうして高評価が付いていくのだと勉強になった

実際に購入した人間が書いたレビューなのでAmazon側も弾きにくく、買う側は「似たような製品なら高評価の物を選んでしまう」という現代ネットショッピングの闇か…

そもそも1000円のギフト券を配っても利益が出るのなら原価が相当安い粗悪品とも取れる(広告費として見た場合の費用対効果はかなり良いのかもしれんが)

 

幸いにも今回は商品代金の返金+レビュー特典を貰ったのでプラスで終わることができたが、粗悪な商品を売っている業者にどの程度か分からないまでも個人情報が流れるのは良い気はしないな、と

Amazonではこういったスコア稼ぎが横行しては対策されたりのイタチごっこらしい、レビューや星の数だけで判断してはいけない時代なんだろうな。

このサイトでは実際に購入した商品の良い点や悪い点なども踏まえてレビュー記事を書いているので、もし興味のあるジャンルが同じだったり、今回の記事が参考になった!という人はよかったらブックマークしてほしいズイ!