目次ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ
NANJ以降乱立する1里上場通貨(1satoshi IEO)
昨日書いた記事 「ICOとIEOの違いとは?」 がありがたいことになかなか好評だったので、今回は…
なぜ最近の1里上場通貨は死ぬのか? というお話ズイ
NANJコインが初めてであろう「1里上場方式」はその後多くの国産通貨で後追いされる形になったズイ
しかしながら最近はこの1里上場方式も破綻寸前といった感じで、この方式を取った新規通貨は上場後しばらく経つと1里ですら売れない状態になってしまうズイ…
今回はその原因と対策を考えてみたズイ!
1里上場方式のメリット
まずはこの1里上場方式のメリットについて考えてみるズイ
・事前に販売枚数やハードキャップを定めることで資金調達が行いやすい
・1サトという最低単位で売り出すことで買い手が増えやすく、予定数の売れ残りリスクが減る
・ICO規制に抵触するリスクを減らすことができる
・1里という最低単位で販売されることでICO割れや
・上場せずに逃げられることを考えると大損をしにくい
・同値撤退ならほぼリスクなし
・1里で買い2里で売れれば100%の利益が出る、大きな投機対象
ザックリだとこんな感じズイ ここで大事なのは
・1里(1satoshi=0.00000001BTC)という最低単位での取引
・最悪1里で購入、1里で売るという同値撤退ができる
この2点が大きなカギになってくるズイ
1里上場方式が破綻する原因
次に最近1里上場方式が破綻している原因について考えるズイ これには大きく
②1里で購入できる可能性が減ったこと(早い者勝ち、botでの最速購入)
③早期利確・撤退による売り板の蓋(2里蓋)
④運営側の読み不足、エアドロ大量発行による売り壁
といった要因が考えられるズイ
①1里という最低単位が無くなるケース(DOGE建て追加)
これは主にCE(コインエクスチェンジ)で1里上場方式を行った場合ズイ
1里での買い板が無くなってしまうと取引がほぼ発生しない状態になり、見かねたCE側がDOGE建てペア(1里以下の値段)取引を勝手に追加してしまうというものズイ
取引所としては取引のない通貨は手数料が見込めないため、このような対策を打つのは妥当といえるズイ
しかし1里上場方式の大きなメリットでもある最低単位が無くなる影響は大きいズイ 1里上場方式を破綻させた大きな原因ともいえるズイ
②1里で購入できる可能性が減ったこと(早い者勝ち、botでの最速購入)
これは1里上場方式が広まったことで攻略法というか、勝つためのロジックが確立されてきたことズイ
要は誰よりも早く1里という最低単位で購入し、誰よりも早く2里に売り板を建てるというものズイ
このやり方はbotやプログラムを用いて上場した瞬間を狙うもので、人力では勝てないし対抗しようにも常に張り付く必要があるズイ
これによって1里上場方式は早い者勝ちの様相を呈し、1里で買えなければ買わないという人も増えたズイ
③早期利確・撤退による売り板の蓋(2里蓋)
これは上記②と重複するけど 1里で早い者勝ちした人の利確・DOGE建て追加による損失リスク を考えるとどうしても短期決戦になってしまうズイ
1里で買えたとしても2里の売りがどんどん増えていく状況を目にすると損失を恐れての1里同値撤退も多く、結果として買い板が消えてしまうということズイ
④運営側の読み不足、エアドロ大量発行による売り壁
上記の要因などにより1里上場方式が厳しい状況で資金調達を成功するには策が必要
そんな中でコインや上場を宣伝するためにエアドロップを行う通貨が多く、このエアドロップが首を締めるケースも多いズイ
複垢によるエアドロ稼ぎや、過剰なエアドロップ枚数により1里で売れれば丸々利益が出る状態になり買い板が食われてしまうズイ
また運営側の買い支え、材料の発表タイミングも今までの要因によって効果が薄くなってしまうことが多いズイ
破綻原因まとめ
NANJコインが初めて行った1里上場方式が通用したのは2番手のVIPSくらいまでだと思われるズイ
その後は単純にこの方式を模倣しただけで工夫は見られず、攻略法が確立され1里でも売れない状況に陥ることが増加
更に追い打ちでDOGE建て追加という1里上場方式の仕組みを完全に破綻させるケースが発生し更に状況が悪化したズイ
1里以下になった新規通貨はどんどん投げ売られ、忘れられていくという悲しい状況ズイ
それでも1里上場通貨が無くならないのはなぜか?
そんな破綻している1里上場方式を使う通貨が無くならないのはなぜか?
答えは資金調達が簡単だから
運営側としては発行したコインが売れればそれでOK 面倒なICO規制リスクも回避できるし、1里上場という体裁を保っておけば後は勝手に取引して自己責任でどうぞといった感じズイ
もちろん真面目にプロジェクトを勧めたい健全な通貨もあるだろうけど、ICOでの資金調達にリスクがある現状ではこの1里上場方式で資金調達するのが一番安全といえるズイ
1里上場方式はもう古い、対策と工夫が必要
長くなったけど上記の原因によりほぼ破綻している1里上場方式 そもそもなぜこの方式にこだわる運営が多いのか謎ズイ…
自分たちのプロジェクトに自信があるならBTC建てでなく初めからDOGE建てで上場(IOE)すればいいだけでは?
下手に1里という値段設定をすることによってその後の投げ売り・売り壁が発生するんじゃないかと思うズイ
仮にDOGE建てで上場する通貨なら投機勢は減るだろうし、それこそプロジェクトの内容・運営側の能力など十分精査してから投資するかを判断できるのではないかと思うズイ
それでもこの方式でやりたいと言うならYUKIコインのように上記の原因を解消できるような工夫が必要と思うズイ
残念ながらYUKIはこの地合いとインセンティブエアドロップ期間終了が重なったこともあり1里張り付き状態だけど…
個人的にはインセンティブエアドロップをゲリラ的に行うなり 売り壁が形成される前にタイミングを見計らって良材料の投下・マーケティング戦略などがあればまた結果も変わってたかもしれないと感じるズイ
せや!IEO専用取引所作るとかどうよ?
もういっそIEO専用の取引所を作ってしまうのはどうだろうか?
DOGE建て専門で 売り壁が問題になるなら注文維持手数料とか取ってみたり ストップ高・ストップ安を取り入れたり
運営側の販売した利益の一部を取引所がデポジットとして預かり、既定の価格以下になったら上場廃止してデポジット分でホルダーへ補償とか
これなら運営側も売れたからいいや!とはなりにくいだろうし、安値で大量に買った大口も上場廃止になるくらいなら買い上げするとか…
まぁ適当に考えただけの法律とか一切加味していない絵空事ズイ!!
とりあえず、1里上場方式通貨は今後よほどのことがない限り買うことはないと思うズイ