HUAWEI問題を始め米中関係の悪化やトランプが制裁の決断を下したこともあり、現在Googleのモバイル向けサービス「GMS」が使用できなくなっているHUAWEI
そんな状況下でも新製品のPR活動も盛んに行われており、大手ガジェット系サイトや有名YouTubeチャンネルなどで目にする機会が多いズイ
HUAWEI好きとしてはついつい見てしまうんだけど…
ずいずい
と感じたので、今回HUAWEIの広報担当に無理を言って実機を借りてきたズイ!
目次ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ
10.8インチのハイスペックタブレット「Matepad Pro」は6万円~だが高コスパ!?
てなわけで最初のレビュー機種はこれ!
6万円~発売中のハイエンドAndroidタブレット「Matepad Pro」
6万円台だがスペック面は流石のHUAWEI製と言った感じで、タブレットなのに最大8GBメモリ搭載!
【Mate Pad Proのスペック一覧】
SoC : Kirin 990
通信:Wi-Fiモデル/LTEモデル/5Gモデル
バッテリー容量: 7250mAh
充電方式 : 40w有線+27w無線+7.5w給電
リバース充電:7.5Wワイヤレスリバース充電に対応
RAM : 6or8GB
ROM : 128,256,512GB
カメラ:1300万画素メイン、800万画素インカメラ
ディスプレイ:10.8インチ液晶
重さ:460g
厚み:7.2mm
ずいずい
早速レビュー!やはり端末・ハード面は文句無しの逸品!
早速HUAWEIから届いたMatepad Proを開封して実際に触っていくぅ!
初めに持った印象としては思いのほか「薄い!軽い!」といった印象!
比較するのは可哀相だけど、最近購入した1万円のFireタブレットHD8Plusと比べるとやはり薄い!(HD8Pulsは厚さ9.7mm)
(HD8Plusと重ねるとベゼルの差が凄い…)
画面サイズ10.8インチだけどベゼルが細く画面占有率も高いし、重さは460gと同サイズのタブレットとしてはかなり軽く携帯性も優秀!
お次は電源を入れて初期設定をしていく、ちなみにMatepad Proは顔認識によるロック解除が可能(スマホかよ!と思ったが認識も早くて便利)
無事設定も終わりホーム画面が表示された
画面解像度は2560×1600、ベゼルも細くてめちゃくちゃ綺麗!
さらに別売りの専用キーボードカバーとMペンシルも取り付けてみる
いずれも接続は爆速!そして繋いでいるだけでタブレットから自動的に給電されるため煩わしい充電ケーブルの抜き差しも不要!
特にMペンシルはタブレット上部にマグネットでくっつけておくだけで充電されるのでメッチャ便利!
またタブレット自体も最大27Wの高速無線充電に対応しているのでワイヤレス派の私としては非常に嬉しい仕様である!
(P40ProとMatepad Proともに高速ワイヤレス充電が可能!)
肝心の動作面もスペックのお陰もありサクサク!
AnTuTuベンチマークの数値も40万点を超える等
ハード面としてはやはり最強と言えるズイ!
HUAWEI端末だけの便利な機能「マルチスクリーンコラボレート」
正直端末面で優秀なのはHUAWEI製って時点で分かってたので、お次は機能面だ!
今回搭載された機能のなかでも特に便利なのがHUAWEI端末同士(EMUIバージョン次第)で利用できる「マルチスクリーンコラボレート機能」
写真のようにタブレットやHUAWEI製パソコンの画面内にスマホの画面を取り込むことができ、そのままタブレットからスマホを操作できてしまうのだ!!
ラインの返信や電話の操作も可能だし、スマホとタブレット間のデータのやり取りもドラッグ&ドロップでできてしまう
この連携機能はかなり便利なので、HUAWEI製のタブレット・ノートPCとスマホがあれば快適なノマドライフが送れるかもしれないズイ
ちなみにこの記事はMatepad ProにキーボードとMペンシルを付けた疑似ノートPCスタイルで書いてる
同じく貸し出し中のHUAWEI製ハイエンドスマホ「P40Pro」 で撮った写真をタブレットで編集してブログに貼ったり
今までクラウドに上げて落としてしていたことを思うとかなりスムーズに作業ができてるズイ
今回は喫茶店で書いてみたけど持ち物もスマホとタブレットだけで事足りるのも嬉しいポイント!
(コメダのカツパンとの対比、如何にコメダのカツパンがデカいかが分かる)
いよいよ本題、GMS(グーグルモバイルサービス)が使えない影響はどれだけ大きいのか?
さてここまではMatepad Proの良い点を上げてきたが、ここからが本題である、GMSが使えない影響がどれ程のものか見ていくズイ!
「Google Playが使用不可=アプリの供給元が塞がれる」
ひとえに「GMSが使えない」と言われてもいまいちピンと来ない人が多いかもしれないが、単純に言うと「Google Playが使えない」のだ
Androidユーザーは馴染みが深いだろうけど、基本的にアプリをダウンロードするためにはGoogle Playからダウンロード→インストールするが、それができないのである…
Google Playをインストールしようとしても弾かれてしまうため、普段使っているアプリの供給元が塞がれてしまうという状態
この問題の解決策としてHUAWEI版のGoogle Playにあたる「App Gallery 」があるもののまだまだアプリ数は少なく厳しい…(ちなみにTwitterやYouTubeアプリなどは無いがブラウザからは見れる)
(App galleryでSNSカテゴリを開いたがまだまだメジャーどころは少ない)
追加の手段としてAmazonが提供している「Amazonアプリストア」をインストールし、そちらを経由してApp Galleryに存在しないアプリを入手することも可能
とはいえそれでもGoogle Playのアプリ数には敵わないのが実情…
今後対応アプリが増えたとしてもGmailアプリやGoogle Driveなどの本家Google製のアプリが使えることはないだろう
普段からGoogle製アプリを利用している人にとってはMatepad Proはかなり使い勝手の悪い端末になってしまうと言わざるおえないズイ…
一応抜け道的手法でGoogle Playをインストールして使えるようにする方法もあるらしいが、アップデート次第で急に使えなくなる可能性もあるためおすすめはしないズイ
このようにGMSが使えない影響でアプリ面での使用にかなり制限がかかってしまうのだ…
一応各種webサービス系に関してはブラウザ上からの使用できるものは多いとはいえなかなか難しいところである
ハード面は最強「Matepad Pro」は買いなのか?ノートPCの「Mate Book」という選択もアリ
ここまでも書いたようにハード面では非常に優秀なMatepad Pro
しかし実際に使ってみると「GMS非搭載がここまで足を引っ張るのか…」と悲しくなってしまったズイ…
HUAWEIが提供するApp Galleryもかなり頑張ってアプリ数を増やしているもののGoogle PlayやApp Storeに並ぶには相当な時間がかかるはず
この端末が「Androidタブレット」である以上、アプリに制限があるというのは非常に痛いズイ…
ずいほう
と、なってしまい…「でもそれならタブレットである必要性もないよなぁ…」と考えてしまうのである..
ということで個人的にはMatepad Proを買うのであれば、Huawei製の13インチのノートPC「Mate Book 13」や最新の「MateBook X pro」を購入する方がおすすめと言えるズイ
Mate Book13でもHUAWEIスマホの画面を取り込む「マルチスクリーンコラボレート機能」は使用可能、電源ボタンに指紋認証を搭載したりと機能面でも充実しているので、ノマドワーク向けや作業用携帯端末を探している人におすすめズイ
価格もRyzen5 3500U/メモリ8G/SSD256GBのエントリーモデルで8万円程と、Matepad ProにキーボードとMペンシルを付けた価格より安上がりだしね
てなわけで今回Matepad proを実際に使ってみた感想としては…
GMSが搭載されていれば大手を振っておすすめできる最強のタブレットだっただろう
でもそうはならなかった、ならなかったんだよ…
だからこの話はここでおしまいなんだ…
いつか制裁が解除されGMSが使えるようになったときに買おう…
その時が来るまで耐えて、今後も新しい機能・技術を産み出してほしいと応援しているズイ