【Wena3】遂におサイフケータイ非対応の海外スマホでもSuicaが使用可能に!クレジットカードでチャージもできる!FeliCa非搭載機種でもOK!

Felica非搭載の海外Androidスマホユーザーに朗報!ソニーが発売するスマートウォッチ(バンド)「Wena3」でSuicaの利用が可能に!

ソニーが2020年11月27日に発売予定のWena3というスマートウォッチ(というより本体はバックル部のバンドだけど)

iOS/Android共に専用のWenaアプリを通じてSuicaの発行・クレジットカードを利用した残高チャージやその他電子マネーの利用が可能とのこと!

 

つまりWena3を使うことでFelicaチップが搭載されていない海外製スマホでもSuicaの利用やクレジットカードでのチャージがスマホアプリ内で可能になるのだ!

 

その他にもQuickPayや楽天エディなどの電子マネーが使用可能!

Wena3はデュアルSIM対応の海外ハイエンドスマホ(HuaweiやOnePlus、GalaxyNote20など)を使っている人には非常におすすめと思うズイ!

ずいずい

 

というのも、現状デュアルSIM機能が使えてFelica(おサイフケータイ機能)がある機種というと最近では

「ミドルレンジのReno3シリーズ、e-SIM利用のみだがGoogle Pixelシリーズ/最近発表のあったSIMフリー版Xperiaの一部」などかなり制限されてしまう…

 

特にカメラ機能やスペック面にこだわる人にとってデュアルSIMとFelica搭載の両方の条件を満たせないのはかなりのジレンマだったのではなかろうか

しかし今回発売されるWena3を使用すれば海外製のハイエンドモデルでもSuicaなど非接触式の決済が可能に!

またWena3の本体は時計のベルト(バックル部)部分なので、時計のヘッド側は自由に交換が可能!(ラグ幅22㎜の時計ならそのまま交換可能、それ以外の幅18~24㎜までは別途アクセサリを使って取り付けが可能)

 

(フォッシルの腕時計、ラグ幅が22mmなのでWena3を取り付け可能)

つまりお気に入りのアナログ時計なども簡単にスマートウォッチ化ができるし、最新のスマートウォッチのヘッド部を付けてさらに便利に!なんてことも

さらにはWena3単体での使用も可能とメチャクチャ自由度が高いズイ!

 

ちなみにここまでほぼSuicaの面しか書いていないが、Wena3はバンド部のディスプレイにより時間はもちろん各種通知や心拍・歩数表示などが可能

トラッキング面も充実しており最大酸素摂取量(VO2 Max)・睡眠の質なども計測できる上に、音声アシスタントのAlexaも使えるという最新のウェアラブル端末なのでスマートウォッチに興味がある人にも大いにおすすめである。

 

ここまで多機能なのにも関わらず価格はバンド部分のみ最安モデルが25,000円~と、最近のハイエンドスマートウォッチよりは幾分お買い得!

バックル式って案外アリでは…?

Wena3を見て初めは「バックル部(手首側)に表示ディスプレイがあるのって正直どうなん?」と思ったけど、手首側にディスプレイがあるってことは語だらけの迷惑メール通知とかを他の人に見られる可能性が無いので安心だなぁと()

 

普段スマートウォッチを使っている身としてはディスプレイに出た通知を見られたケースもあるのでこれは実用的!

あと会議中とかにも時計を見る仕草無しで時間や通知を確認できるのでサラリーマンにも優しい仕様かと思うズイ(表側を普通の時計にすればビジネスシーンでも問題なさそうだし)

 

ちなみに、Wena3と連動する専用の時計ヘッドも販売が予定されており、私はWiredの攻殻機動隊2045コラボ草薙モデルに一目惚れして予約したズイ(専用コラボヘッドとWena3のセット)

Wena3は画期的なデバイスだが初期設定に利権の闇が見える…

(レザータイプはバンドだけでも使えそうな質感)

ヘッド部分を自由に変更でき、スマートウォッチとしての機能面も十分、おまけにSuicaや各種電子マネーも利用できるという画期的なWena3だが注意点がいくつか存在する。

 

まずSuica機能に関しては定期券の購入やオートチャージができないという点だ、いずれも通勤にSuicaを利用している人にとっては悩ましいポイントなので今後改善されることを願うズイ…

まぁ、そもそも改札を通る時に左手に付けたWena3を右側のタッチ部に持っていくのは抵抗があるので改札にはどうやっても向いていない気がする。買い物した際にレジ等で利用する分には問題なさそう。

 

お次はQuickPayやiDなどの電子マネーに関して、Wena3でSuica以外の電子マネーを使うには「おサイフリンク」というアプリで初期設定をする必要があるズイ

おそらくWena3に搭載されているFelicaチップに各種電子マネーの情報を登録するんだと思う。

 

しかしである、この電子マネーの初期設定に必要な「おサイフリンクアプリ」

 

どういうわけかiOS版しか存在しないんですよね…

 

その結果どうなるかというと…

Androidスマホを使っている人が、Wena3でSuica以外の電子マネーを使うためには、友人などからiPhoneを借り、おサイフリンクアプリをインストールし、Wena3をiPhoneにペアリングしたのち、おサイフリンクアプリでカード情報などを登録、ペアリングを解除し、アプリをアンインストールして、Androidスマホと再度ペアリング…

 

というクソみたいな初期設定が必要になるんだそうな(白目)

 

まぁQuickPayやiDはクレジットカード紐付け式なので一度登録しておけばOK

楽天エディに関しても楽天エディアプリを使えばその後はAndroidスマホでチャージできるので、手間自体は1回で済むんだけど

 

なんでこの状態を改善しないのか…

 

調べてみたところ、どうもこの「おサイフリンクアプリ」というのはiPhone7以前=Felicaチップが搭載されていないiPhoneの頃に販売されたおサイフジャケットというiPhoneに重ねて使用することで非接触決済を可能にする商品の名残だそうな…

(専用ケースでiPhoneと重ね使用するおサイフジャケット、過去の遺物とその呪いが令和にも…)

 

仕組みとしてはWena3と同様で、おサイフリンクアプリを使いおサイフジャケット本体に楽天エディやQuickPayの情報を書き込み利用する形だ。

つまり元々iPhoneでおサイフケータイを利用するためのアプリが「おサイフリンク」なのでiOSにしかアプリが存在しないのである

 

正直この辺りは発売前にAndroid版を出すとかして欲しい所なんだけど、「おサイフケータイ」というものがドコモの登録商標だったり「おサイフリンク」はフェリカネットワークスの登録商標だったりと利権まみれなのが原因ではないかと思われるズイ…

 

てなわけでAndroidユーザーがWena3でQuickPayなどの電子マネーを利用するには現状iPhoneを用意する必要があるので要注意!

こちらもユーザーの事を考えるのであれば早期に改善してほしい所だけど殿様商売のドコモ次第になりそうなので期待はできないかなぁ…

まとめ

個人的にはWena3はスマートウォッチとしての各種機能面、Wenaアプリ内でSuica発行・チャージが可能な点、音声アシスタントのAlexa搭載、価格も2万中盤~、とソニーは相当頑張っている印象が見えて応援したいところ

 

最近はSIMフリー版XperiaでもデュアルSIM使えるようにしたりと、国産メーカーとして頭一つ抜けてきたなと思うので今後もバリバリ頑張ってほしいズイ

ソニー””頑張った!だがドコモ、てめーは許さん

ずいずい

 

まぁ何かと一筋縄ではいかないWena3ではあるが、初期設定さえ済めば各種電子マネーが使えるし、ヘッド部分は手持ちの時計と交換できるカスタマイズ性は抜群!

 

また音声アシスタントのAlexaが使えるのでスマートホームユーザーにとっては非常に魅力的なデバイスだと思うズイ!

そんなWena3は2020年11月15日に発売予定で現在各ECサイトで予約受付中、限定500本の攻殻機動隊コラボモデルは楽天市場なら現在在庫あり。